IFDE(Intercollege FASHION Designers Exhibition)は、次のような想いをもとに企画されました
服飾関係の⼤学や専⾨学校では、作品を「見せる」ことを目的に、卒業制作のファッションショーや卒業制作発表会が行われています。
IFDEでは、服飾の分野でも学会の研究発表のように、
- 作品のコンセプトやデザイン特徴、制作時の工夫などを文字や写真でしっかりと図録に残すこと、
- 作品を前にして本人が端的に説明する動画を残すこと、
など、デザイナー本人が作品をデザインして作るだけでなく、文字や言葉で記録を残すことを重視しています。
これによって、その時を記録した図録や動画は他のデザイナーにとっての貴重な資料や刺激になりますし、時間や場所を超えて、いろいろな人に影響を及ぼす貴重な資料になります。また、本人にとっても、文章を練って図録という形にすることで、改めて自分のデザインを振り返ることができます。 だから、作品以外の形で記録を残すことが、非常に重要だと考えているのです。
また、同じく制作活動をしている関西や関東の学⽣同⼠がお互いの作品を前にして発表し、意⾒交換し、交流することで、さらなる研鑽を積んでもらうことに期待しています。